デジタル時代における文化の創造に向けて
インターネットに代表されるIT社会は、社会経済の態様を大きく変貌させています。出版業界においては、デジタル出版が注目され、パピルス以来の紙媒体の低迷が喧伝されています。旧態依然とした出版事業のあり方そのものが問われております。事実、出版不況といわれるように、出版業界を取り巻く経済環境は厳しい状況にあります。しかしながら、どのような商品形態であれ、そのものの持つ「品質」が高く、ニーズにタイムリーであれば、人々の支持を得ることができる――このことこそ、激変する時代にあって変わらぬ原則であり、良書の厳選発行こそが時代を切り開く出版社の使命です。 教育分野においても同様です。イー・ラーニングや衛星通信をはじめとして、人と人が直接接しない教育が広まりつつありますが、問われるべきは質そのものです。よき教師、よき教材があってはじめて、よき教育ができます。教育は手作りが基本です。1人ひとり、1つずつ、創意工夫を重ね、知能に加え心を刺激し、その成長を喜ぶことがその醍醐味です。 文化の創造とは、社会の仕組みや科学技術によるツールの向上を言うのではありません。人間が人間らしく生きていくために必要な知財や人財がいかにあるかです。評言社は、その片隅でも小さく点る存在でありたいと願っています。 |
評言社 安田喜根 |
会社名: | 株式会社 評言社 |
代表取締役社長: | 安田 喜根 |
創業: | 昭和47(1972)年 |
資本金: | 1,000万円 |
営業領域: |
書籍出版、編集企画プロデュース、デジタル出版 教育事業(薬剤師国家試験予備校 薬塾) |
本社: |
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-3-13 M&Cビル3F TEL 03-5280-2550 FAX 03-5280-2560 hinfo@hyogensha.co.jp |
|